凍ったままのショコラショーを電子レンジで加熱。チョコレート生地にナイフを入れると、閉じ込められていたチョコレートソースがとろりとお目見え。生地とソースを一緒に口に運ぶと、二つの美味しさが交じり合ってなんとも優雅な気持ちになります。この洋菓子はフランス菓子のフォンダンショコラをベースに、北海道初のチョコレート専門店が独自のアレンジを加えたもの。生地に小麦粉を使っていないため、口ざわりが軽く、ソースもくどさがなく量も控えめ。
鹿児島産のやわらかく色鮮やかな紅さつまとほっこりとした黄金いもは、手作業で丁寧に皮をむいて蒸し、すぐに裏ごし。ほかの材料と練り合わせたら、冷めないうちに型に詰めて一気に急速冷凍します。美味しさをそのまま閉じ込めてお届けしますので、ご自宅ではオーブンでこんがりと焼くだけ。焼きたてのスイートポテトは、ふくよかなバターの香りとさつまいもの甘さに満ち溢れています。作る楽しみと食べる幸せをご家族や気心の知れた方々とご堪能ください。
渋谷の高級住宅地に店を構えるシェ松尾のオーナーで、日本のフランス料理界を代表するシェフ松尾幸造氏が考案して以来、お菓子好きのマダムたちに15年来愛されてきたお菓子。丁寧に仕込んだパイ生地にクレームダマンドを包み、ボリュームがありながら味わいに重たさがなくさらりとしたあと味が特徴です。
知る人ぞ知るチーズケーキの専門店「ガトーよこはま」のパティシエ白濱博利さんがチーズケーキの次に手がけた自信作。デンマーク産クリームチーズをふんだんに使い、良質な卵と生クリームでさらに深いコクを加えました。上品な甘みとチーズのほのかな酸味が調和した、贅沢な味わいです。
富士あさぎり高原牧場の低温殺菌牛乳の風味を最大限に生かすため、卵を使わず、製造工程では温度に気を遣って作りました。温度が81℃以上にならないようにし、牛乳のおいしさが変わらず、プリンにそのまま入っています。冷凍なので、保存料を使わずにできたての風味をお届けできます。かつてない新鮮なプリンをご家庭でお召し上がりください。
卵をたっぷり使い、一枚一枚丁寧に焼き上げたふっくらとした皮に、白餡をベースにした餡と丹波黒豆の粒をはさみました。しっとりした皮と大粒の黒豆が入った贅沢などら焼きです。気候風土に恵まれた丹波の黒豆は、味もさることながら栄養もビタミンミネラルたっぷりです。
日本三大芋の一つに数えられ、日本高級な芋として有名な「鳴門金時」を100%使用し、昔ながらの「本練り」で仕上げた、日本一贅沢な甘芋ようかんです。このうず芋ようかんは芋ペーストに副原料を入れ、約2時間をかけて練り上げ、ようかん船に流し込み、翌日固まるのを待ってカットするという工程をふみます。
濃厚なマンゴーソース付きの、本格派マンゴープリンです。こってりとしたクリームソースと甘さ控えめでなめらかなマンゴープリンのコントラストが楽しめます。インド産アルフォンソ種のマンゴーを使ったマンゴーピューレをプリンにもソースにもたっぷり使いました。
和風にも見えるこのケーキは、京都・福知山のイタリアンレストラン「サリィズキッチン」の人気アイテム。地元の契約農家で栽培されたかぼちゃと丹波産の黒大豆の甘みを生かすよう、かぼちゃは裏ごしせず使用し、黒大豆は生地の約3割も練り込みました。使用している素材自体に豊かな甘みがあるため砂糖は控えめ。全体をキャラメルの風味にまとめてあります。派手さはないものの、その味わいの良さにご満足いただけることでしょう。
あんずの種から作った、なめらかな舌ざわりの本格派杏仁豆腐です。牛乳、生クリームベースで、寒天の割合を低くしているためなめらかでコクがあるのにさわやかな食感に作っています。濃厚なクリームソースと、甘さ控えめでさっぱりとした杏仁豆腐のコントラストが楽しめます。
現在ではたいへん稀少となった茂木びわは、果肉が厚く果汁豊富で甘みが強いのが特徴。その中でも大粒のものだけを選別し、ひとつずつ丁寧に仕上げました。びわを包むゼリー生地には、和三盆糖や純度の高い蜂蜜などを使用。ひと釜ごと炊き上げ、手作業でびわの上に注ぎます。なめらかな舌ざわりとほど良く繊維質を残したびわの歯ごたえは格別です。
伝統を踏まえながらも、食べることによる驚き、喜びを伝えたい。創作菓子「おがわ」の店主、小川一夫氏は考えます。おがわは、京の伝統を引き継ぎつつ、斬新な和菓子を関東に発信しています。農業王国であり、研究都市もある茨城での店舗展開。
もともとは農家の人々が農作業の合間に食べていたという素朴な和菓子。厚く切ったさつまいもの上に粒あんを重ね、もっちりした皮で包んで蒸しあげました。作りたてを急速冷凍してありますので、電子レンジで温めるか蒸してお召し上がりください。ふんわりと湯気を放ち、口に運べば甘さを抑えたあんとさつまいものほっくりした美味しさに、思わず頬が緩みます。
米焼酎で有名な球磨地方で10年ほど前から作られているこのケーキは、スフレ状の生地のなかに地元産の球磨焼酎がふんだんに入った大人のための甘味です。焼き上げた後にも、焼酎入りシロップをたっぷりかけていますので、封をあけると濃厚な焼酎の香りが広がり、食べれば焼酎のコクが口の中に溢れます。焼酎は昔ながらの常圧蒸留で仕込んだ風味豊かなものを使用。きっとご満足いただける贅沢な味です。
主に岩手県紫波郡産のヒメノモチ米を使用した牛皮粉生地に、契約栽培の岩手黒ひら豆を粒のまま練りこみ、中には、すっきりした甘さの北海道産小豆100%使用の粒あんを包みました。もちもちの生地の中に埋められた塩味の黒ひら豆がアクセントとなっています。
かんころ餅とは、干しいも(さつまいも)と餅米を杵でつき合わせて作る、長崎の伝統的な特産品。素朴な食感が魅力で、少量の砂糖がさつまいもの甘さを上手に引き出しています。ここでご紹介するかんころ餅は、昔から伝わる製法と材料で本来の味を忠実に再現したもの。干しいもは、五島列島で穫れた無農薬で栽培したさつまいもを使用。茹でたさつまいもを海から吹き上げる寒風にさらして乾燥させることで、甘みを十分に引き出します。
作りたての和菓子を約-45℃の超低温で急速冷凍するという、冬眠技術にて凍結し、作りたてのおいしさそのままをご家庭でお召し上がりいただけます。モチモチした食感とくるみの香ばしさ。あんに使われたクルミは甘すぎずクルミ特有の香りが口の中に広がります。
日光の杜のレストラン「明治の館」でデザートとして出されるのが「日瑠華」というチーズケーキ。デンマークの最高級チーズをふんだんに使い、しっとり焼き上げたケーキの表面は、新鮮なレモンが香るきめ細やかなサワークリームでコーティングしています。チーズのコクと、サワークリームのさわやかな酸味が絶妙のハーモニー。十分冷やしてお召し上がりください。
岩手県久慈の豊かな自然の中で育った良質な黒豆を使用。炊き上げた黒豆を蜂蜜に浸すこと、黒豆の素朴な風味とアカシヤの花から採った蜂蜜がまろやかにハーモニーを奏でます。ゼリーには黒豆の煮汁や漬け込んだ蜂蜜を寒天でほど良く固め、黒豆の美味しさを凝縮しました。
れんこん餅は、京都の茶会でもてなされる生菓子のひとつ。はすの澱粉を使って、ほのかな風情とふるふると揺れる質感を楽しみます。生菓子ゆえ日持ちがせず、なかなか京都以外では味わうことができませんでしたが、これは作りたてのれんこん餅をちょうどよい大きさの容器に詰めていますので、持ち運びにたいへん便利で日持ちもします。口に含むと、みずみずしい弾力のなかに黒糖の凛とした甘さが広がります。
有職菓子とは、古来より朝廷に伝わる儀式、典礼の際に使われるお菓子のことをいいます。有職菓子御調進所をつとめてきた「老松」の菓子のなかでも、御所車は紫宸殿に象徴される御所の名を冠した格式高い押菓子。丹波大納言を丹念に炊き上げた小倉餡を白雪 (はくせんこう)で包みました。寒梅粉の淡さと丹波大納言のふくよかな甘さに、老舗ならではの風格を感じます。
この本わらび餅は有職菓子御調進所をつとめてきた京都の老舗和菓子処「老松」のもの。老松嵐山店では、注文ごとに本わらび粉を溶き、練り上げたわらび餅がとても好評で、これを持ち帰りたいという声に応えて作られました。弾力に富んでいるところは店内で食べるものと同様。添付の濃厚な黒蜜と風味豊かなきな粉をかけて、ほかのわらび餅にはない力強い歯ざわりをお楽しみください。
「ガトーよこはま」のもう一つの名物が、『生チョコレート』。そのおいしさはチーズケーキと肩を並べるほど広く愛されており、雑誌の“ハマチョコみやげ”特集に取り上げられました。工場長・白濱博利さんの意欲的なものづくりへのこだわりが感じられます。
奈良県の生産者グループ、王隠堂農園グループの栽培した減農薬無化学肥料栽培の青梅の果汁を、天然の寒天とこんにゃく粉で固め、種子島産の粗製糖で甘みをつけました。また、王隠堂農園の「白加賀」という品種の青梅を甘露漬けにし、ゼリーの中に一粒丸ごと入れました。